【J1横浜M】FWマルコスジュニオールがリーグ戦通算100試合出場 「オファーあるが残りたい気持ち大きい」

あふれるクラブ愛を語ったJ1横浜Mのマルコスジュニオール🄫AFC

 J1横浜MのFWマルコスジュニオール(29)が7日の名古屋戦でリーグ戦通算100試合出場を達成した。2019年に母国ブラジルのクラブから加入して15年ぶりのリーグ制覇に貢献し、名門のエースナンバーを背負って今季で2年目。「マリノスは僕の第二の家族」とあふれるクラブ愛で、史上初の4冠を狙うチームを引っ張る。

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグを首位突破し、国内の再開初戦で節目の数字に到達した。3月中旬に負傷離脱してから足踏み状態が続いており、「正直100試合を達成したのは全然知らなくて、後から言われて、『ああそうなんだ』という気持ちだった」という。

 10日のオンライン取材でクラブへの思いを聞かれると、「マリノスは僕の人生の一部。(他クラブから)オファーはあるけれど、このチームが大好きなので残りたい気持ちが大きい」と熱弁。「新加入選手が来れば、チームを良くするために積極的にアドバイスしている」と副主将としての自覚も見せた。

 入れ替わりの激しい外国籍選手で、マリノスだけで通算100試合に到達したのは、過去にもビスコンティやドゥトラら数えるほどしかいない。

 クラブ創設30周年の節目に誇らしい記録を打ち立てたアタッカーは、「引き続きマリノスのためにベストを尽くし、どんどん目標を達成していければいい」と力強く語った。

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