【サッカーACL】横浜M、全北と首位突破懸けた大一番 DF小池「勝つことを大前提に」 1日に1次L最終戦

公式会見に臨むJ1横浜Mのマスカット監督(左)と小池=ホーチミン(C)Y.F.M.

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)を戦うJ1横浜Mは5月1日、全北(韓国)との1次リーグ最終戦に臨む。チームは現在H組1位で、同組2位との首位突破を懸けた大一番となる。4月30日の公式会見に臨んだDF小池龍太(26)は、「目標がアジア制覇なら必ず勝たないといけない試合。マリノスのサッカーをして勝つことを大前提にやっていきたい」と意気込みを語った。

 韓国・Kリーグ5連覇中の全北とは同19日の第2戦で対決し、前半に献上したPKの失点が響いて0―1で敗戦。ただ、チームはここから3連勝を飾り、前回出場した2020年大会に続く決勝トーナメント進出に王手をかけている。

 ここまで3試合に出場している小池は「前回の対戦から何を学ばないといけないかは明確。個人的なミスではなく、そのリアクションがどうだったか」と課題を挙げ、「マリノスのフットボールをするにあたって一人として怖さを持ってはいけない。どんな状況でも強いメンタリティーを持って戦い続ける姿勢を最後の一戦でみんなに伝えたい」と雪辱を誓った。

 チームは5月2日に帰国し、同7日には国内リーグが再開する。「勝って終わることで、その後のリーグ戦やチームの雰囲気につながる。選手だけではなく、スタッフも含めて全ての人の頑張りと成長がある。最後に全員で喜べるようにしたい」と必勝を誓った。

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