ヤンキース・ジャッジが逆転サヨナラ3ラン 菊池は6回途中2失点

【ブルージェイズ5-6xヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

ヤンキースは3点ビハインドの6回裏にジャンカルロ・スタントンが7号同点3ラン。2点ビハインドで迎えた9回裏にはアーロン・ジャッジが10号逆転3ランを放ち、同地区ライバルのブルージェイズを相手に劇的なサヨナラ勝ちを収めた。ヤンキース5番手のワンディ・ペラルタが今季初勝利(0敗)をマーク。ブルージェイズの守護神ジョーダン・ロマノはリリーフ失敗で今季2敗目(1勝)を喫した。

ブルージェイズ先発の菊池雄星の前に5回まで無安打に封じられていたヤンキース打線だが、2人の大砲の一発で鮮やかな逆転サヨナラ勝ちとなった。6回裏は先頭のDJ・ラメイヒューのチーム初安打から一死1・3塁のチャンスを作り、菊池に代わって登板した2番手のイミ・ガルシアからスタントンが7号同点3ラン。9回裏は一死から連続四球で1・2塁となり、ジャッジが10号逆転サヨナラ3ランで試合に終止符を打った。ジャッジは今季10本塁打一番乗り。また、自身初のサヨナラ本塁打になった。

前回登板でヤンキースの11連勝を止めた菊池は、今日も5回までノーヒッターを継続するなど安定したピッチングを披露。しかし、6回裏先頭から連打を浴びて一死1・3塁の場面で降板し、2番手のガルシアが同点弾を浴びたため、今季2勝目を手にすることはできなかった。6回途中まで89球を投げて被安打2、奪三振7、与四球3、失点2という内容。今季の防御率は4.15となっている。

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