エンゼルス・デトマーズがノーヒッター達成 大谷翔平5打数2安打

【レイズ0-12エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

エンゼルスは序盤から打線が爆発し、3回までに大量8得点。投げては先発の有望株左腕リード・デトマーズが安定感抜群のピッチングを見せ、球団史上12度目となるノーヒッターを達成した。9回表に野手登板のブレット・フィリップスから4点を追加したエンゼルスは12対0で大勝。レイズ3連戦の勝ち越しを決めた。快挙達成のデトマーズは今季2勝目(1敗)をマーク。レイズ先発のコリー・クルーバーは今季2敗目(1勝)を喫した。

マイク・トラウトの1試合2本塁打、チャド・ウォラックのエンゼルス移籍後初本塁打、アンソニー・レンドンの左打席での本塁打など、数々の注目シーンがあった今日の試合だが、主役はもちろんデトマーズだ。5回まで走者を1人も出さず、6回表に四球で初めての走者を出したあとも落ち着いたピッチング。エンゼルスでは2019年7月12日のマリナーズ戦(継投ノーヒッター)以来、エンゼルスの投手個人としては2012年5月2日のツインズ戦のジェレッド・ウィーバー以来となるノーヒッターを達成した。

エンゼルスの大谷翔平は「3番・DH」でスタメン出場。試合前に昨季のアメリカン・リーグMVPの表彰セレモニーが行われた記念すべき試合でセンターフライ、ファーストゴロ、センターへのヒット、ショートライナー、ライトへの二塁打で5打数2安打を記録した。今季の打率は.258、OPSは.771となっている。

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