ウォードの2本塁打でエンゼルス2連勝 2番・大谷は4打数0安打

【ガーディアンズ0-3エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

エンゼルスは打撃好調を買われて大谷翔平に代わって1番に抜擢されたテイラー・ウォードがガーディアンズ先発のシェーン・ビーバーから2本塁打を放ち、1人でチームの全打点を叩き出す活躍。投手陣も先発のマイケル・ロレンゼンを筆頭に、ガーディアンズ打線をわずか3安打に抑え、4連戦の初戦を3対0で制した。好投したロレンゼンが今季2勝目(1敗)、最後を締めた4番手のライセル・イグレシアスが今季3セーブ目をマーク。ビーバーは今季初黒星(1勝)を喫した。

ビーバーとロレンゼンによる投手戦が続くなか、エンゼルスは5回裏にウォードの2号ソロで先制。ロレンゼンは6回表に無死1・2塁のピンチを背負ったが、フランミル・レイエスを空振り三振、ジョシュ・ネイラーをショートゴロ併殺打に仕留め、無失点で切り抜けた。7回表を2番手のマイク・マイヤーズが三者凡退に抑えると、7回裏にウォードが再びビーバーから3号2ラン。この3点のリードを3番手のライアン・テペラ、4番手のイグレシアスが守り、エンゼルスは2連勝で今季10勝に到達した。

今季初の「2番・DH」に入った大谷翔平は、空振り三振、見逃し三振、ショートゴロ、ライトフライで4打数0安打。直近4試合で3度目のノーヒットに終わり、今季の打率は.211、OPSは.653となった。ジョー・マドン監督はしばらくのあいだ、ウォードを1番で起用する意向を示しており、大谷は昨季まで慣れ親しんだ2番での出場が多くなると予想されるが、浮上のきっかけをつかむことはできるだろうか。

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