コッパ・イタリア決勝が11日に開催され、ユベントスとインテルの“イタリア・ダービー”が実現した。
インテルが宿敵ミランに3発完勝！2011年以来のイタリア杯決勝進出
セリエAを代表する２チームが満を持してコッパ決勝で激突。スタディオ・オリンピコが試合前から最高のムードに包まれる中、インテルが奇襲を仕掛ける。開始６分に左サイドでパスを受けたニコロ・バレッラがカットインすると、ペナルティエリア手前の左から右足を一閃。強烈なシュートはゴール右隅に突き刺さり、インテルがいきなり先制に成功する。
インテルがリードして試合を折り返すと、後半に入りユーベの猛反撃に遭う。50分にこぼれ球に反応したアレックス・サンドロが左足を振り抜き同点に追い付かれ、２分後にはドゥシャン・ヴラホビッチに押し込まれ逆転を許してしまう。それでもインテルは、78分ごろにラウタロ・マルティネスがペナエルティエリア内で倒されてPKを獲得。80分にハカン・チャルハノールがゴール右上隅に決め、2-2の同点となり試合は延長戦に突入する。
延長戦では追い付いたインテルが勢いそのままに主導権を握り、ステファン・デフライがペナルティエリア内でファウルを受けPKの判定に。イバン・ペリシッチが落ち着いて沈め、99分にインテルが再びリードを奪う。さらに102分には、ペリシッチがペナルティエリア内から左足を振り抜き、ドッピエッタ（1試合2得点）を達成して勝負あり。最終スコア4-2で、インテルが11年ぶり8回目のコッパ制覇を果たした。
