レアルがまたも大逆転劇!後半終了間際ロドリゴ2発&延長ベンゼマ弾で4季ぶりCL決勝へ

 UEFAチャンピオンズリーグ準決勝2ndレグが4日に開催し、レアル・マドリードがホームにマンチェスター・シティを迎えた。

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 イングランドでの1stレグは計7点が飛び交うド派手な打ち合いを演じたレアル。敗れはしたもののファイナル進出の可能性を十二分に残す中、今試合では負傷していたカゼミーロが復帰し、中盤に厚みのある4-5-1を採用した。次の一点で戦況が大きく変わる状況で、序盤からイエローカードが提示される緊張感のある展開に。両チームとも一歩も引かず、スコアレスで試合を折り返す。

 チャンスこそ創出するもゴールが遠いレアルは、73分にマンCのベルナルド・シウバがラストパスを送り、リャド・マハレズに強烈なシュートを打たれ痛恨の先制点を許してしまう。このままレアルの敗北かに見えた90分、ペナルティエリア左に送られたパスをカリム・ベンゼマが折り返すと、ロドリゴが押し込み1点を返す。さらに1分後にはダニエル・カルバハルがクロスを供給し、ロドリゴが頭で合わせドブレーテ(1試合2得点)を達成。レアルが2戦合計5-5のタイに戻し、ゲームは延長戦に突入する。

 思いがけないドラマに本拠地サンティアゴ・ベルナベウに地響きが鳴り止まない中、延長戦は完全にレアルが勢いで勝る。数分間で何度もゴール前に進入すると、ベンゼマがペナルティエリア内でルベン・ディアスに倒されPKを獲得。1stレグではパネンカを披露したベンゼマが今回はゴール右隅に沈め、95分についに2試合通じて初めてリードを得る。最終スコア6-5で、レアルがまたも大逆転勝利で決勝にコマを進めた。

レアルがまたも大逆転劇を披露し決勝にコマを進める Photo Gonzalo Arroyo Moreno

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