ダイアー・ストレイツのベスト盤が最新リマスターで再発決定

ダイアー・ストレイツ(Dire Straits)のデビュー・アルバムから5作目『Brothers in Arms』までの楽曲から選曲され、1988年10月に発売されたバンド初のベスト盤『Money For Nothing』が2022年6月17日に再発されることが明らかになった。

エンジニア界の巨匠ボブ・ラドウィグによって新たにリマスターされた『Money For Nothing』は、デジタルと2枚組アナログ盤にて、UKおよびその他の地域で2022年6月17日に、アメリカでは2023年初頭に発売される予定だ。[(https://www.udiscovermusic.jp/columns/uk-album-chart-rock-is-back)

ニューカースル出身のカリスマ的シンガーソングライターで、プロデューサー、作曲家でもあったマーク・ノップラー率いるダイアー・ストレイツは、クラブやパブでのライヴ活動を通して1977年に結成され、その洗練されたルーツ系ギターロックと、文学的な味わいのある歌詞で70年代末から90年代初頭にかけて世界的な人気を誇った

マーク・ノップラーは、英国が生んだ最も成功したミュージシャンの1人であり、史上最高のギタリストの1人に挙げられることも多い。今回再発されるベスト盤に、「Sultans Of Swing」「Romeo And Juliet」「Money For Nothing」「Walk Of Life」など、70年代後半から80年代前半を定義したダイアー・ストレイツのサウンドを象徴する世界的ヒット曲の数々を収録している。

1985年にリリースされたダイアー・ストレイツの5作目のアルバム『Brothers In Arms』は、アメリカ、イギリスを含む世界各国のチャートで1位に輝き、グラミー賞で2部門を受賞し、バンド史上最も売れたアルバムのひとつとして知られている。1991年のアルバム『On Every Street』を最後に、マーク・ノップラーはソロ・アーティストとして新たな道を歩み始めた。

この度、初めて4面カットが施された2枚組アナログ・レコードは、180gの重量盤にプレスされており、ボブ・ラドウィックによる完全リマスター、バーニー・グランドマンによるカッティングで、オリジナルCDにのみに収録されていた「Telegraph Road (Live Remix)」と、未発表ライヴ音源「Portobello Belle (Live)」を初収録し、オリジナル・アートワーク付きで発売される。

Written By Tim Peacock

___

ダイアー・ストレイツ『Money For Nothing』
2022年6月17日発売

© ユニバーサル ミュージック合同会社