キムタクドラマの〝起爆剤〟になりそうな村上虹郞

俳優の村上虹郎が、12日放送の木村拓哉が主演を務めるテレビ朝日系木曜ドラマ「未来への10カウント」の第5話から超問題児役で出演する。

同ドラマは妻を亡くして一度希望を失った主人公・桐沢が、図らずも高校ボクシング部のコーチになったことで熱を取り戻し、再生していく姿を描いた青春スポーツドラマ。

各メディアによると、村上演じる転校生・西条桃介は弱小・松葉台高校ボクシング部のエース候補にして、とことん部をかき乱す超問題児という強烈キャラ。

ボクシングの実力者である一方、生意気な口をたたく西条の入部により、部内には不穏な空気が流れ、部員たちが練習をボイコットする事態に発展。ボクシング部崩壊の危機に、桐沢は衝撃の解決法で立ち向かう。

「現状では大人しくて優等生的な生徒たちが多いので、やや物足りなさを抱えていた視聴者も多いはずで、それによって視聴率が伸び悩んでいた面もあったはず。しかし、村上が演じる超問題児の加入でドラマの展開に緊張感が出そう。演技派の村上が〝起爆剤〟になるのでは」(テレビ局関係者)

父は俳優の村上淳、母は歌手のUAとして知られる村上だが、すっかり自分の実力ではい上がって来た。

昨年公開の映画「孤狼の血 LEVEL2」の好演が評価され、「第45回日本アカデミー賞」の優秀助演男優賞を受賞した。

公開を控えるディーン・フジオカ主演音「バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版」(西谷弘監督、6月17日公開)にも出演。

6月7日にはNHK BS4K・BSプレミアムにて出演するドラマ「星新一の不思議な不思議な短編ドラマ」の1編「白い服の男」が放送される。

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