軽トラック強盗事件 懲役3年の実刑判決 広島地裁

路上で女性に刃物を突き付け軽トラックを奪うなどした女の裁判で、広島地裁は懲役3年の実刑判決を言い渡しました。

起訴状などによりますと小浦佳代子被告(55)は1月、南区の路上で停車中の軽トラックに乗り込み食料品を配達中の女性に刃物を突き付け、車を奪うなどした罪に問われています。

12日の裁判で広島地裁の辻井由雅裁判官は「原付バイクの保険料が必要となり姉にその金銭を借りたがパチンコに使ってしまい、それ以上姉に相談することができず犯行に及んだもので短絡的な犯行といえる」と指摘した一方、「経済的な被害が実質的にみて小さく、大きな経済的な被害を与えることは意図していなかった」などとして懲役3年の判決を言い渡しました。

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