新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県内で12日、1人の死亡と10歳未満~100歳以上の男女1841人の感染が新たに確認された。
川崎市は80代男性の死亡を発表。4月29日に市内の病院を受診して陽性が判明し入院し、同30日に別の病院に転院したが、5月9日に死亡した。男性はワクチンを2回接種しており、悪性腫瘍の基礎疾患があった。
新たなクラスター(感染者集団)は、横浜市で計4件発生。横浜相原病院(瀬谷区)では職員16人を含む計62人の感染が判明したほか、通所介護施設や特別養護老人ホーム、介護老人保健施設でも確認された。
県平塚保健福祉事務所管内の児童福祉施設では、入所者7人の感染が新たに判明し県はクラスターと認定した。
また、県は新たに70人が自主療養したと発表。自主療養の累計は2万5048人になった。