自律神経を整えてリラックス!「呼吸を深める」朝のストレッチ

おはようございます。ヨガインストラクターの高木沙織です。

GWが明け、あっという間に5月も半ば。連休中は忙しく過ごした方も、のんびりリフレッシュできたという方も、春からの心と体の緊張感が続いている感じがしませんか?

心身ともに緊張し、交感神経が優位な状態が長く続いていると、疲労が蓄積するだけでなく、眠りの質が低下したり、食欲不振・胃腸の不調が生じることも。

そんなときは、呼吸に意識を向けてみてください。深くて長い呼吸には、副交感神経を優位にして自律神経を整え、心身をリラックスさせる効果が期待できます。

ただし、深呼吸で緊張をとりのぞくためには、横隔膜や肋間筋、腹部の筋肉をはじめとする「呼吸筋」の緊張を緩めて、動かしやすくしてあげることがとても大切。

ということで今回は、しっかり深い呼吸を行い、新生活の緊張をほぐすためのリラックスストレッチをご紹介します。

新生活の緊張をほぐす♪呼吸を深めるストレッチ

1) 椅子に浅く座る(立位でおこなってもOK)

※骨盤を起こして、腰が反ったり丸まったりしないように背筋を伸ばして座ります

2) 息を吸いながら、右手を頭上に持ち上げる

※ひじを真っすぐに伸ばします

3) 息を吐きながら、上体を左側に側屈して、左手を右脇腹に添える

この状態で呼吸を5回繰り返す

※上体が前後に傾かないように、真横に側屈します。左手は、右脇腹を引き下げるように意識しましょう

4) 反対側も同様におこなう

このストレッチを1回。時間に余裕があるときは、2~3回繰り返しおこなってもよいでしょう。

ポイントは

1) ストレッチの最中にも、いつもよりゆったりとした深さ・長さの呼吸を繰り返すこと

2) ストレッチが終わった後も、引き続き深い呼吸を意識すること

です。

毎分毎秒、無意識におこなわれている呼吸ですが、取り入れ方次第で心身をリラックスさせるのに大いに役立ってくれるでしょう。

それでは今日も、良い1日を!

☆この連載は<毎週金曜日>に更新です。来週もどうぞお楽しみに!

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