アビスパ福岡とキットプサライヤーのYonexが先月28日に発表したスペシャルユニフォーム。
ネイビーを基調に、パートナーロゴを全てホワイトで統一したスタイリッシュなデザインが注目を集めている。
ここでは、ご紹介が遅れていたその限定ユニフォームの詳細をお届けしたい。
Avispa Fukuoka 2022 Yonex Limited Edition
9月・10月の3試合で着用予定の2022限定ユニフォームは、Avispaの「A」の巨大なロゴを描いたデザイン。クラブが強豪クラブへと大きく成長する志、覚悟を表現している。
キットカラーはクラブカラーであり勝色(かついろ)と呼ばれる濃紺を基調。襟内側などには「藤枝ブルックス」を表す藤色を取り入れる事で、レガシーへのリスペクトを表現している。
勝色は“勝ち色(かちいろ)”とも呼ばれる日本古来の紺色の一種。『搗色』『褐色』の字があてられ鎌倉時代の武士に愛好された。「搗つ」が「勝つ」に結び付けられ、縁起物として鎌倉時代の武士に広く愛好されていたという。
この色は日本代表が2018年のユニフォームに採用して以来、Jリーグクラブでも使用するケースが増えている。
今回のユニフォームで特筆すべき点の一つが、決して簡単ではないといわれる各部のパートナー(スポンサー)ロゴマークの色統一。エンブレムとサプライヤーロゴは別にして、スポンサーロゴの色の統一は各企業からの理解が得られて、初めて実現が可能となる。
“スタイリッシュ”を目指したという今回の限定ユニだが、そのために避けては通れない配色の問題。統一カラーの実現に尽力した関係者には頭が下がる思いである。
この限定ユニフォームは、次の明治安田生命J1リーグ3試合(全てホームゲーム)で着用予定。第26節(9月14日)川崎フロンターレ戦、第30節(9月17日または18日)清水エスパルス戦、第31節(10月1日または2日)ヴィッセル神戸戦。
一般向けにはクラブ公式オンラインショップで5月25日(水)まで受注販売を実施中。詳細はアビスパ福岡の公式ウェブサイトまで。