大きな寿司ネタで知られていた佐伯市の「錦寿司」が、新型コロナウイルスの影響で売り上げが減少したことなどから大分地裁に自己破産を申請しました。
錦寿司は1977年に創業し、大きな寿司ネタを目当てに県内外から多くの客が訪れる人気店でした。
民間の信用調査会社東京商工リサーチ大分支店によりますと、新型コロナで客足が遠のき、2018年には年間6000万円あった売り上げが、2021年は4000万円まで落ち込んだということです。
4月26日に、大分地裁に自己破産を申請しました。負債総額は2900万円にのぼるとみられています。
佐伯市民
「ネタが大きくてとっても美味しかった。今となってはすごく残念で寂しい。」
佐伯市民
「お寿司屋さんはどこが良いですかと尋ねられたら錦寿司さんはどうですかと。すぐご紹介できるくらい近くて大変美味しいお寿司屋さんでした。」
県内の新型コロナウイルス関連の倒産は、21件となりました。