先月保育中の園児が川で死亡した保育園で2回目の保護者説明会が行われ、早急な再発防止策を求める声が上がりました。
西区の市立保育園で保育中の5歳の男の子が近くの太田川放水路で死亡した問題で、男の子は植込みの隙間から園外に出た可能性が指摘されています。
13日に行われた保護者説明会では、市の担当者がフェンスの設置や秋ごろに正門と裏門の改修工事の着工を目指すことなどを報告。
保護者からは工事の早期着工や人員配置の見直しなどを求める意見が出たということです。
広島市こども未来局 山越重範次長「失われた命は帰らないので、今できる再発防止策を少しづつ積み重ねていく」
市は16日に外部の専門家による検証委員会を立ち上げるとしています。