沖縄で「そば」といえば、沖縄そばのこと。
専門店も数多く、こだわりの麺やスープを食べ比べるのもいいけど、観光客に知られてない、地元の人御用達のシンプルな味を楽しむのもおすすめです。
今回は、安くて手軽なソウルフードのお店をご紹介しますよ!
那覇市と浦添市の境目近く、国道58号線のすぐそばの住宅街にある、激安沖縄そば専門店『田舎 安謝店』。
ほんとに普通の民家に囲まれてる、沖縄の平屋をそのままお店にしちゃったような佇まいですよ。
『田舎』は、このお店のほか、那覇市内に数店舗展開しているチェーン店。
観光スポットである国際通り近くの市場内にもあって、そちらは観光客にも人気がありますが、この安謝店を知ってる人はあまり多くありません。
土日はお休みとあって、お客さんは地元の人ばかりです。
仕事中に手早くランチを済ませたい男性のひとり客や、小さい子供連れの家族が気軽に訪れることが多いですよ。
お店の雰囲気はこんな感じ。
お座敷メインと、一番奥にはテーブル席があります。
混雑する時間帯には相席必至!
壁には子供が描いた沖縄そばの絵が貼ってあったり、壊れたカンカラ三線が飾られていたりと、親戚の家に来たような感覚を覚えますよ。
この普段な感じが、癖になる…。
注文は食券制です。
沖縄そばに骨付き豚肉がトッピングされる「ソーキそば 大」(430円)、「ソーキそば 特大」(630円)。
すっきり系スープの「宮古そば 大」(500円)、豚足がトッピングされた「てびちそば 大」(650円)と、日常使いしやすいお手頃なお値段です。
30円プラスすると、テイクアウトできますよ。
お肉をがっつり食べたい場合は。「ソーキ単品 1個」(150円)や「てびち単品 1個」(200円)が追加してもよし!
「イナリ」(60円)、「半ライス」(50円)と、麺とごはんを一緒に食べたい炭水化物好きな方も安心!
ちなみに、500円以上のおそばを注文した場合、半ライスがサービスでつけられるそうですよ。
今回は定番、「ソーキそば 大」(430円)を、ネギ抜きでいただきました。
テーブルには、お箸と割箸、一味唐辛子、沖縄料理には欠かせないコーレーグースがセット済!
コーレーグースは、「唐辛子の泡盛漬け」みたいな、万能調味料です。
沖縄そばには不可欠な風味ですが、あんまり入れすぎると酔っぱらうので注意が必要w
縮れの少ない細めの麺。製法や原料にこだわりのある味ではないけど、毎日食べても飽きない、主食にしたい麺ですよ。
スープはコクのあるカツオダシベースですが、トッピングされてるソーキの脂が溶けだして、ごはんが欲しくなる味になってます。
外回りの途中で立ち寄る男性客には、この味の濃さは嬉しいかも!
ソーキは、本来は豚のあばら骨のことで、骨は食べられないのですが、こちらは軟骨ソーキです。じっくり煮込まれているので、骨も残さず食べられますよ。
大サイズでも女性が無理なく完食できるボリュームです。
空腹な男性は特大を注文するか、トッピングやごはん系を追加するか、思い切ってお代わりしてくださいw
外観も内装も、沖縄の昔ながらの民家そのものの雰囲気のお店です。
通好みでもなく、観光客向きにこだわった味でもないけど、とにかく今日は沖縄そばが食べたい!と思ったとき、地元の人が立ち寄る普通の味わい。
旅の途中で小腹が空いたら、ファストフード感覚で立ち寄ってみて、味わってみてくださいね!
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*この記事は2022年3月時点の情報を基に作成しています。
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ライター:南天ぐらん