日本維新の会の松井一郎代表(大阪市長)は15日、JR川崎駅西口で街頭演説し、ロシアによるウクライナ侵攻に触れ「他国から侵略されないように抑止力の強化は必要。日本は唯一の被爆国だが、タブー視せずに議論を深めるべきだ」との見解を示した。
その上で、現状の国政について「与野党はなれ合い、もたれ合いの状態。外交安全保障が昭和のままの認識では駄目だ」と苦言を呈した。夏の参院選で維新への支持を訴え、「(躍進を果たせば)自民党や政府を動かすことができる」と強調した。
改選4議席に加え、非改選の欠員1を補う「合併選挙」となる神奈川選挙区で擁立する元職について、松井氏は記者団に、通常任期の6年が与えられる「4位以内での当選を目指す」と述べた。