レッズがパイレーツを無安打に抑えるも敗れる珍事 筒香は3打数0安打

【レッズ0-1パイレーツ】@PNCパーク

レッズ先発の有望株ハンター・グリーンが8回途中までパイレーツ打線を無安打に封じたものの、パイレーツは8回裏一死満塁からキブライアン・ヘイズのセカンドゴロの間に1点を先制。レッズは最後まで得点を奪えず、相手打線を無安打に封じながらも0対1で敗れた。パイレーツ2番手のクリス・ストラットンが今季2勝目(1敗)、3番手のデービッド・ベッドナーが今季7セーブ目をマーク。好投したグリーンには今季6敗目(1勝)が記録された。

グリーンは118球の熱投を見せ、被安打0、奪三振9。しかし、8回裏一死から連続四球を与え、1・2塁のピンチを招いたところで降板した。レッズ2番手のアート・ウォーレンはベン・ギャメルを歩かせて一死満塁とピンチを広げ、ヘイズのセカンドゴロが併殺崩れとなって三塁走者が先制のホームイン。レッズ打線はパイレーツ先発のホセ・キンタナに7回まで3安打無得点に封じられ、無安打リレーの投手陣を最後まで援護できなかった。

なお、パイレーツの9回裏の攻撃がなく、レッズ投手陣は8イニングしか投げていないため、継投ノーヒッターは記録されない。パイレーツは無安打で勝利したが、これはメジャー史上14年ぶり6度目の珍事となった。

パイレーツの筒香嘉智は「5番・一塁」でスタメン起用されたが、グリーンと3打席対戦してセンターフライ、ライトライナー、センターフライで3打数0安打。今季の打率は.174、OPSは.519となっている。

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