DeNAグループ、横浜の宿泊施設でEVカーシェア 「アイオニック5」を貸し出し

「アイオニック 5」のカーシェアは県内で初の事例という(DeNA SOMPO Mobility提供)

 カーシェアリングプラットフォーム「Anyca(エニカ)」を運営するDeNA SOMPO Mobility(東京都)は10日、ザ・カハラ・ホテル&リゾート横浜(横浜市西区)で電気自動車(EV)のカーシェアを開始した。環境に配慮したカーシェアで、カーボンニュートラル社会の実現を目指す。

 車両は、ヒョンデ・モビリティー・ジャパン(現代自動車、同)が販売するEV「IONIQ(アイオニック) 5」。同車をDeNA SOMPO Mobilityが直接貸し出すのは、神奈川県内で初めての試みという。

 利用料金は1時間1200円から。またヒョンデ車を対象に、1時間乗車無料キャンペーンも31日まで実施している。予約はエニカの公式スマートフォンアプリで受け付けている。

 今回のサービスは、横浜市とディー・エヌ・エー(DeNA、東京都)が4月21日に締結した「サステナブルなまちづくり」を目指す取り組みの一環。DeNAグループは、県内において「今後も事業者と協力しながら、カーシェア事業を拡大していく」としている。

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