県書道展表彰式、3年ぶり開催 入賞・入選253人たたえる

表彰を受ける長崎新聞社大賞の受賞者=長崎ブリックホール

 長崎県内最大の書道公募展「第47回県書道展」(長崎新聞社主催)で入賞、入選を果たした253人の表彰式が15日、長崎市茂里町の長崎ブリックホールであり、最高賞の長崎新聞社大賞の受賞者らが出席した。新型コロナウイルス禍の影響で一昨年と昨年は中止となったため、3年ぶりに開かれた。
 同展会長の徳永英彦長崎新聞社社長は「表彰式の再開には『受賞者の励みにつなげたい』という先生方の強い思いがあった」とあいさつ。大賞の6人をはじめ、特別賞、特選、秀作、会員推薦賞、入選の各受賞者に賞状などが贈られた。
 長崎新聞社大賞受賞者の一人、濵田紘寿さん(39)=長崎市かき道1丁目、漢字部門=が代表して謝辞を述べ「今後もゴールの見えない長い書道という名の道を歩き、諸先輩方や師匠の後ろ姿を捉えられるよう精進していきたい」と心を新たにした。
 長崎市出島町の県美術館で開かれていた第47回県書道展の長崎展は15日閉幕した。佐世保展は26~29日、佐世保市島瀬町の島瀬美術センターで開く。


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