【那須塩原】市内特産品のPRを強化するため、市はこのほど、「那須塩原ブランド」の認定品を紹介する冊子とロゴマークを一新した。ブランドの付加価値を高め、より観光客の目に留まるよう、充実した内容やおしゃれなデザインに変更した。
同ブランドの認定制度は、地域経済活性化のため13年前に始まった取り組み。市農観商工連携推進協議会が市内特産品を対象に認定している。現在、農畜産物や加工食品など計25品が認定を受けている。
一新した冊子はB5判31ページ。ブランド認定品を消費者に身近に感じてもらおうと、特産品の生産者のインタビューや、料理研究家の臼居芳美(うすいよしみ)さんが考案した料理レシピを掲載。市内観光施設のほか、福島空港や都内で無料配布している。市公式ホームページでも電子冊子として公開している。
新たなロゴマークは緑、青、黄色の3色で、自然豊かな大地と水の恵み、特産品が持つ魅力の輝きなどを表現している。
渡辺美知太郎(わたなべみちたろう)市長は「さらに多くの人に市の食と特産品を知ってもらいたい」と話している。