ドルトムント、2022-23新ユニフォームを発表!クラブ誕生地の「窓」をデザイン

ボルシア・ドルトムントとキットサプライヤーのPumaは13日、2022-23シーズンの新ホームユニフォームを発表した。

この新ユニフォームは14日の今季最終戦でお披露目されている。

Borussia Dortmund 2022-23 Puma Home

22-23新ホームキットはクラシックなストライプ柄が登場。胸スポンサーロゴ周りでラインが止まるという少々変わったストライプだが、全体的には2012-13シーズンのチャンピオンズリーグで使用したカップ戦用キットのデザインに似ている。

一見すると普通のストライプだが、ブラックの部分には細かな装飾を施している。これはクラブが創設されたレストランZum Wildschütz(ツム・ビルトシュッツ)の外観側から見た窓を4つに組み合せ、正方形にデザインして並べたもの。

パンツはブラック、ソックスはイエローをそれぞれ基調とする。この新ホームキットは14日にホームで行われた21-22シーズン最終節のヘルタ・ベルリン戦でデビュー。試合は2-1で勝利を収めた。

Borussia Dortmund 2022-23 Puma Pre-Match Shirt

14日の試合ではデザインが独特な22-23シーズン用プレマッチトップも登場。

このグラフィックは、歴代ホームキットのデザインにインスパイアされたとものと思われる。

今回の新ユニフォームは、背番号デザインに懐かしの立体フォントを採用。90年代のブンデスリーガ2連覇やチャンピオンズリーグ優勝当時のユニで使用した背番号を彷彿とさせる。

クラブの歴史を語る上で重要な意味を持つ建物の窓を、微細で美しいグラフィックで表現した新ユニフォーム。これはPumaがイタリア代表ユニに描いた“ルネッサンス様式”の流れを汲んだものと言えるだろう。

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