カブス初回猛攻で大勝 鈴木誠也と筒香嘉智はそれぞれ1安打を放つ

【パイレーツ0-9カブス】@リグリー・フィールド

カブスは初回に1番打者のウィルソン・コントレラスが通算100号アーチとなる5号グランドスラムを放つなど、大量8点を先制。その後は4回裏にヤン・ゴームスの併殺打の間に1点を追加しただけだったが、投手陣がパイレーツ打線をわずか3安打に封じ、9対0で大勝を収めた。カブス先発のウェイド・マイリーは7回1安打無失点の快投で今季初勝利(0敗)をマーク。パイレーツ先発のディロン・ピータースは1回持たずにノックアウトされ、今季2敗目(3勝)を喫した。

初回のカブスの猛攻は見事だった。先頭のコントレラスの二塁打から一死3塁のチャンスを作り、イアン・ハップのタイムリー二塁打で先制。一死1・3塁からゴームスのタイムリーで2点目を奪い、二死満塁となったところでパイレーツ先発のピータースはマウンドを降りた。2番手のブライス・ウィルソンからアンドレルトン・シモンズのタイムリー内野安打とラファエル・オルテガの押し出し四球で2点を追加し、コントレラスがとどめの5号グランドスラム。さらに二死1・2塁のチャンスを作ったが、フランク・シュウィンデルが凡退して8点で終了した。

カブスの鈴木誠也は「2番・ライト」でスタメン出場し、初回の2打席で進塁打、ライトへのヒットと役割を果たしたが、その後の3打席はショートゴロ、ショートフライ、空振り三振でいずれも凡退。5打数1安打で今季の打率は.255、OPSは.822となった。一方、パイレーツの筒香嘉智は「5番・一塁」でスタメン出場し、見逃し三振、サードライナー、ショートへの内野安打で3打数1安打。今季の打率は.180、OPSは.523となっている。

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