リサイクル商品の普及に向けて、大分市の企業が食品廃棄物で作った肥料を市に寄贈しました。
大分市に贈られたのは「汚泥リサイクル肥料」500袋です。
乾燥・粉砕させた食品廃棄物などを発酵して作った肥料で、市内の小中学校から出る給食の残りや食品工場の廃棄物などを使っています。最終的に肥料の重さはもとの食品廃棄物の重さの3割~4割ほどとなります。
HOKO 光長浩代表取締役インタビュー
「廃棄物から作ったリサイクル品は市民になかなかなじまない。(肥料を使うと)大きくなり糖度が出たり味の変化が起こるのでぜひ試してほしい。」
大分市では年間2万トン以上の食品が廃棄されていて、そのうち約6割が家庭から出ています。市は「使いきり」「食べきり」「水きり」を実践し、食べ残しや手つかずの食品の削減を呼びかけています。