大分市できのうから北海道物産展が始まり、取材に行ってきました。今回も海鮮やスイーツなど北のグルメが勢ぞろいしています。そんな中、ロシアによるウクライナ侵攻の影響を受ける食材もあるようです。お客さんを喜ばせようと店側も工夫をしています。
大分市のトキハ本店で始まった、夏の北海道物産展には海鮮やスイーツなどおよそ80店舗が並びます。
買い物客
「シャケを2種類買ってこれからホタテを(買って)息子に送ろうと思って。赤ちゃん生まれたばっかりやけん」
毎回、一番人気なのが実演販売しているさきいか。多くの人が並んでいました
買い物客
Qお目当ては
「さきいかです。毎年買ってるんです」
Qどれくらい待ちました
「30分以上は待ってます」
初登場のスイーツもたくさんありました。きのうは開始から30分で売り切れてしまったというこちらのスイーツ。ジュース缶のような容器の中に、フレンチトースト、北海道産のイチゴ、生クリーム、メープルシロップがたっぷり入った新しいスイーツです。北海道産のあずきを使ったつぶあん、
リンゴ、クリームチーズをパイ生地で包んだスイーツも初登場です。
下野紗弥記者
「口に入れて最初にくるのがしっとりした餡、そのあとすぐにリンゴのシャリっと感が追いかけてくる。餡とリンゴは甘く、クリームチーズが絶妙な塩気でおいしい」
そして、北海道と言えばやっぱり海鮮、ですがロシアによるウクライナ侵攻の影響を受けている食材もあります。それが、カニ。お店の方にお話を伺いました。
札幌蟹販スタッフ
「(ロシアからの影響は)あります、タラバが本当にあって信じられないくらい値段が上がっている。ロシア産のタラバが世界の全体の6割くらいそこがパタッと今ない。全体量が少ない分かなり値段が上がっている」
こちらのお店では、年間でロシアからのタラバガニを2~3トン仕入れていましたが、今はゼロに。それでも少しでも手に取ってもらいやすいようにと様々な工夫をしています。
札幌蟹販スタッフ
「お買いものしやすいようなお買い得なパックを作ったり、カニと言っても色々種類もあるので説明しながら、今良いものをすすめる」
今すすめているのはオホーツク海で水揚げされた毛ガニ。食べやすいように捌いたものも販売しています。物産展は31日まで。19日からは20店舗ほどが入れ替わるということです。