きょう（水）午前は関東から北日本で霧の発生した所があったが、この時間は全国的に晴れている地点が圧倒的に多い。午後も引き続き晴れる所が多く、九州や本州の内陸を中心に気温が高くなる見込み。カラッとした暑さだが、きのうに比べて急に気温が高くなる地域もあるため、体調管理には注意が必要だ。

晴れると25℃以上

　きょう（水）は全国的に晴れて、東京都心も1週間ぶりに洗濯日和となっている。午後は九州北部や本州の内陸で、気温が29℃前後まで上がり、東京都心でもきのうより8℃高い26℃まで上がりそうだ。先週土曜日のようなジメっとした空気ではないので、夏日になったとしても日陰では比較的過ごしやすい見込み。

　あす（木）は、北海道で昼前～夜に雨や雷雨の所があるが、その他の各地は引き続き晴れる所が多い。日中の気温は、きょうと同じか高いくらいで、西日本の日本海側や北陸、東北南部で、30℃前後まで上がる所がありそうだ。日本海側を中心に空気が乾くものの、日差しが強いので屋外での作業や運動は注意を要する。

　20日（金）は東北や北陸で晴れて、昼間は西日本を含めて25℃以上の夏日の所が多くなりそうだ。ただ、関東や東北南部の山沿いは、午後は大気の状態が不安定となるため、念のため空模様の変化に注意したい。また、西日本は次第に雲が広がり、九州南部で遅い時間に雨の降り出す可能性がある。

週末の天気

　21日（土）午前中は西日本の太平洋側に雨雲がかかり、晴れ間が出る東日本も、午後から夜は所々でにわか雨がありそうだ。22日（日）は東・北日本で雲が多めで、北日本を中心に雨の降る所がある見込み。なお、沖縄・奄美は梅雨前線の影響で、週末は雨の量が多くなる可能性がある。

（気象予報士・高橋和也）