1位はじーまーみ豆腐 沖縄フェアで人気 生活クラブ連合会のカタログ販売

 【東京】21都道府県で組合員数42万人の生活クラブ連合会(東京都、伊藤由理子会長、生活クラブ)が実施した「沖縄ゆいまーるフェア」(申し込み期間5月2~6日)の売上高などの速報値が17日までにまとまった。カタログ販売で人気を集めたのは「じーまーみ豆腐」で数量、供給金額のランキングで1位となった。

 数量ランキングでは塩黒糖、ゴーヤーと続いた。供給金額ランキングでは沖縄シークヮーサー100が2位、トロピカルパイン県産果汁100%が3位だった。同フェアの全体の実績は6万4655個の総受注数があり、売上金額は3370万円に上った。

 生活クラブによると、じーまーみ豆腐は、これまでもカタログに掲載していて安定的な人気を確保しているという。一方で「国産小麦粉で作った沖縄くるま麩」は、原料を外国産から切り替え、製法について検証を重ねた結果として数量ランキングで9位に入り「多くの人に利用してもらった」としている。

 日本復帰50年にあたって実施した今回のフェアは、沖縄の塩や黒糖、琉球泡盛など県産品をそろえた。9日から配達が始まっている。

 生活クラブは事業高が1千億円。1978年から沖縄県産の食品・生活用品を取り扱っている。

 (斎藤学)

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