MLB.TVが「最も視聴された40日間」を記録 視聴数前年比9%増

日本時間5月19日、メジャーリーグ機構は、20年前の2002年にサービスが開始された「MLB.TV」が2022年シーズン開幕からの40日間で過去最多の視聴数を記録し、「最も視聴された40日間」となったことを発表した。シーズン最初の40日間でユーザーが試合をライブ視聴した時間は合計28億分となり、これは40日間の合計としては過去最多。また、視聴された試合数は過去最多を記録した昨年の同時期からさらに9%増加したという。

「MLB.TV」では試合のライブ中継のほかにも様々な番組を放送しているが、これらの視聴数も大幅に伸びている。たとえば、30球団のリアルタイムのハイライトなどを扱う「ビッグイニング」の視聴時間は653%増加。ライブ中継の前後に放送されたプレゲーム番組とポストゲーム番組の視聴数もそれぞれ104%増加、84%増加となっている。

「MLB.TV」の歴史上で最も視聴数が多かった10日間のうち9日間を2022年シーズンが占めており、2022年4月12日、2022年4月8日、2022年4月9日がトップ3にランクイン。また、試合別に見ても歴代トップ10のうち7試合を2022年シーズンの試合が占めており、2022年4月8日のレッドソックス対ヤンキース、2022年4月7日のブリュワーズ対カブス、2022年4月7日のガーディアンズ対ロイヤルズが歴代トップ3となった。

また、メジャーリーグ公式サイト、メジャーリーグ公式アプリ、メジャーリーグ公式ボールパークアプリといったデジタルコンテンツへのアクセスや利用も増えており、週間でのアクティブユーザー数は10%増加。特にボールパークアプリの利用率は急上昇しており、2019年シーズンの最初の40日間と比較して1日あたりのアクティブユーザー数は128%も増加しているという。

さらに、メジャーリーグの公式YouTubeアカウントにおける1人あたりの視聴時間も昨年から53%増加。インターネットを介してメジャーリーグに触れるユーザーが増加していることを裏付ける数字ばかりが並ぶ結果となった。

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