ゲーム感覚でSDGs学ぼう 東芝未来科学館でイベント

SDGsについて、楽しく学べるイベント会場=川崎市幸区の東芝未来科学館

 持続可能な開発目標(SDGs)を学ぶイベント「未来の地球を考えよう」が、川崎市幸区の東芝未来科学館で開催されている。SDGsの取り組みなどを紹介した展示パネルを参考にしながらクイズに答え、ゲーム感覚で理解を深められる内容となっている。6月25日まで。

 会場では、地球温暖化などの環境問題や、リサイクルの取り組み、二酸化炭素をほとんど排出しない燃料電池自動車などの新しい技術について、パネルや映像で説明。生活と自然環境の関連性を学びながらクイズに答え、SDGsの活動について学ぶことができる。

 東芝は、曲げることができる太陽電池や、二酸化炭素を分解して燃料などに資源化するシステムなどの開発にも取り組んでいる。こうしたSDGsの推進に貢献する先端技術も紹介している。

 同館担当者は「楽しく学んでもらい、日頃の活動につなげてもらえれば」と来館を呼びかけている。入館無料、要予約。午前9時半~午後5時。日曜、月曜、祝日は休館。問い合わせは同館、電話044(549)2200。

© 株式会社神奈川新聞社