鹿児島市城西の老舗「とん久」で地元で愛されるホルモンとハイボールを。

どうも、僕です◯┐

今回は、鹿児島市は城西TSUTAYA前の交差点のあたりにあるホルモン焼き、炭火焼きのお店「とん久」さん。
年単位で長いこと気になっていたのですが、やっとタイミングがやってきました。
行ってみます。
「酒処」の提灯が大変すばらしいですね。
24年やってるそうです。

店内はカウンター席と座敷のテーブル席。
この日はサラリーマンらしきグループがすでに仕上がっており、僕のあとにやってきたソロの女性はラーメン屋かなにかと間違えたのか、お通しを見るなり「ちょっと用事があるので帰ります」と出ていきました。
その様子を見て店内全員目が点に。
そういう「空気感」みたいなものを共有できるお店のようです。

主なメニューはこちら。
以前は300円だったようですが、値上げされていました。
ホルモン、レバー、タン、ハツ、ナンコツなどなど。
この他にも地鶏や豚トロなどもあります。

「モツ鍋はじめました!」という掲示。
ずいぶん昔に始まった模様です。
よいですね、大変よいです。

「ちょっと勉強をしよったのよ」と南日本新聞の南風録(1面下コラム)をノートにせっせと書き写していたおばちゃん。
ジョッキにウイスキー、そしてウィルキンソンを注いでもってきてくれました。
そうです、ハイボールであります。

お通し。
モツ煮込み的なやつ!
あっさりしていて柔らか食感。
酒が進むやーつでありました。

目の前にあったしちりんに炭が入り、金網が乗りました。
なかなかに年季が入っています。
これは期待が高まります。

ホルモンとタン。
ホルモンはボイルされており、温まったくらいで食べてよいよという感じでした。
ややカリッとなるまで焼くのが僕はおすすめでした。
タンは厚みが歯ごたえを生み出して大変に味わい深い。
ハイボールが進む味わいでございました。

少しづつ乗せようとしたら「全部乗せなさい」とおばちゃん。
いちいち世話を焼いてくれたり、テレビショッピングを見ながら「この空気清浄機がほしいんだけど高いのよ」と色んな話をしてくれます。
完全に地元店であり、こういったコミュニケーションを頼むお店のようです。

コショウとタレ。
コショウももちろん美味しいし、醤油ベースなタレもいい感じです。
ホルモンをつつきながら、ハイボール。
最高です。

レバーと頬肉。
頬肉はホルモンっぽくないので主役になれそう。
ひたすら食べたい。

地鶏とピリ辛ウインナーとしいたけも隠れています。
「昔はたくさん入れられたのに値上げでちょっとになっちゃったのよー」とのこと。
1メニュー400円前後で、量もそれなりにあってリーズナブル。
地元で長く愛されるのもわかる気がします。

テレビで野球を見ながらちびちびと酒とホルモンをいただく。
めっちゃ良いですね。
普段遣いの地元店。

こういうタイプのお店もだいぶ少なくなりました。
今風ではないところもあるのですが、「そうそう、こういうのでいいんだよ」というマインドの方はぜひ足を運んでみてください。

場所は鹿児島中央駅からギリ徒歩圏内を外れそうという絶妙な場所にあります。

ずっと続いていてほしい、ステキなお店でありました。

そいじゃあまた!

とん久

場所:鹿児島県鹿児島市城西1丁目26−4

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