改修中の福山城天守 足場や幕の撤去始まる 100日後 リニューアルオープン 広島

夏の築城400年記念日まで100日を前に、改修中の福山城(広島・福山市)では、足場などを撤去する作業が始まりました。

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耐震補強などの改修工事が進む福山城天守です。職人が手分けして、▽防じん・防音などのために張られていたシートを取り外す作業や、▽高さ30メートルほどまで組まれていた足場の解体に取りかかりました。

城の天守は、去年1月からおよそ1年4か月に渡り、シートや足場に覆われていました。外観工事は、ほぼ完了したということです。

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早ければ来月下旬に撤去作業を終え、新しくなった城の姿がお目見えします。

福山市 築城400年担当 渡辺真悟課長
「鉄板張りや格子の色などを改修したので、(焼失前の)往時の姿をご覧いただければ」

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20日は、工事の年月などが書かれた「棟札」と呼ばれる木の板が、天守の屋根裏に納められました。

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福山城は、100日後の8月28日にリニューアルオープンします。

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