バスケットボール男子B3リーグへの参入が決まった「湘南ユナイテッドBC」（小河静雄社長）は20日、ヘッドコーチ（HC）にB2「バンビシャス奈良」前HCの堀田剛司氏（44）が就任すると発表した。
堀田氏は高校バスケ強豪の湘南工科大付属高校出身でチームが拠点とする湘南にゆかりがある。これまでBリーグの4チームでコーチを歴任するなど指導者としての経験も豊富だという。
HC就任に当たり堀田氏は「初代ヘッドコーチに就任させていただき、感謝の思いとわくわく感、責任感を感じている」とコメント。「湘南の波、ビッグウエーブに乗り、勢いある強いチームを目指す」と意気込みを語った。
湘南BCは昨年5月に運営会社を設立。今年4月にB3リーグ参入が決まり、ゼネラルマネジャー（GM）には前B3リーグ理事長の丸岡茂樹氏、代表に元東京八王子ビートレインズ球団代表兼GMの原島敬之氏が就任した。
HCが決まったことで今後、選手選定を本格化させる。6月5日、初代メンバー選考の場としてトライアウトを藤沢市内で実施。7月中にはチームの体制を確立させ、今秋開幕の2022-23シーズン公式試合に臨む。
