レンジャーズ・ペレスがアストロズを相手に完封勝利 自身8年ぶり

【レンジャーズ3-0アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

3つの借金を抱え、地区首位アストロズに7ゲーム差をつけられている3位レンジャーズだが、メジャー通算65勝の実績を誇る左腕マーティン・ペレスが意地を見せ、強力打線を相手に7安打完封勝利をマークした。ペレスは2014年に2完投・2完封を記録しており、完投と完封はともに8年ぶり(完投は通算4度目、完封は通算3度目)。快投したペレスが今季3勝目(2敗)を挙げ、アストロズ先発のクリスチャン・ハビアーは2敗目(2勝)を喫した。

ペレスは2つの併殺打を含め、4回まで最少打者数の12人で無失点に抑える上々の立ち上がり。5回以降は毎回ヒットを許したものの、7回裏にこの試合3本目の併殺打を打たせるなど、自分のペースを崩すことなく落ち着いたピッチングを続け、9回裏二死から連打を浴びて1・2塁のピンチを招いたあと、ユリ・グリエルをレフトフライに打ち取り、108球を投げて被安打7、奪三振5、与四球1という内容で完封を達成した。

ペレスが好投するなか、レンジャーズは4回表にコール・カルフーンの6号ソロで先制。8回表にはアストロズ3番手のラファエル・モンテロから無死1・2塁のチャンスを作り、マーカス・セミエンのタイムリーなどで勝利を大きくたぐり寄せる2点を追加した。アストロズ打線を下回る5安打に抑えられたものの、今日のペレスには3点の援護があれば十分だった。

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