辺野古の海域 広範囲で濁る 大雨による赤土か

 20日午後、沖縄県名護市辺野古の新基地建設現場の周辺海域で赤土とみられる濁りが広範囲に発生した。

 同海域ではたびたび同様の濁りが発生しており、新基地建設に反対する市民らは、米軍キャンプ・シュワブの第4ゲート付近での伐採や整地作業の影響による可能性を指摘している。県は9日、防衛局へ立ち入り調査を求めたという。

 名護市内では同日、雨が降り続け一時、大雨、洪水警報が発表されていた。 (長嶺晃太朗)

© 株式会社琉球新報社