沖縄県酒造協同組合(大城勤理事長)は、復帰50年となる5月15日に瓶詰めした「45年貯蔵古酒 海乃邦」を26日から発売する=写真。同組合が設立した1977年に初めて貯蔵した45年古酒を、琉球ガラス村の友利龍氏(42)が制作したボトルに詰めた。価格30万円、限定100本。試飲用の100ミリリットルミニチュア瓶、琉球ガラスのおちょこ、首里織のコースターがついてくる。
友利氏は2016年に県の工芸士に認定され、東京パラリンピック県聖火リレーの集火皿も制作した。大城理事長は「45年の時を刻んできた古酒と一緒にこれまでを振り返ってほしい」と語った。
購入、問い合わせは同組合(電話)098(868)1470。
(與那覇智早)