卓球クラブ「上越CLASSICS」 全国、東日本大会に出場 練習で競い、互いに切磋琢磨

 小中、高校生の卓球クラブ「上越CLASSICS(クラシックス)」から7月の全日本大会、8月の東日本大会に男女の選手が出場する。

 7月の全日本卓球選手権大会ホープス・カブ・バンビの部に山岸龍馬(有田小1年)と長谷川弦汰(美守小5年)が同クラブから3年ぶりにそろって出場する。8日の県予選において、小学1・2年生のバンビ男子で山岸が3位、同5・6年生のホープス男子で長谷川が4位に入賞した。

 山岸は双子の姉二人と兄が国際大会や国内大会で活躍しており、その影響で今年から本格的に卓球を始めた。「頑張って点を取った時がうれしい。強い人たちとやって、うまくなりたい」と話す。

 長谷川は卓球の日本代表選手らの活躍を見て刺激を受け、一昨年から卓球を始めた。「ラリーが続くと楽しい。今後も続けていきたい」と、数々の大会での活躍を目指している。

 8月の東日本ホープス団体には長谷川と渡辺深(高志小5年)、村田晃啓(上越教育大附属小5年)の3選手がチームを組んで出場する。いずれも卓球を始めて2、3年目で「楽しい」と声をそろえ、毎日のように活動拠点のホワイトウェーブ(上越市木田2)に通って練習を行い、互いに切磋琢磨(せっさたくま)している。

 女子も東日本ホープス団体に出場する。メンバーは古江心菜(春日小6年)、米山柚稀(南川小5年)、川上綾音(春日小4年)、佐藤萌乃果(南本町小3年)、米山彩由稀(南川小2年)の5選手。米山柚稀は「大会までにバックドライブを上手になりたい。チームとしてたくさん打っていきたい」、川上は「打ちミスを少なく、ちゃんと打てるように頑張りたい」と、それぞれ目標を話している。

全日本や東日本大会に出場する上越CLASSICSの(左から)山岸、長谷川、村田、渡辺の男子4選手
東日本大会に出場する上越CLASSICSの(左から)米山彩、佐藤、川上、米山柚、古江の女子5選手

 指導する代表の池田大輔さん(33)は「いっぱい練習し、大会があると信じて、続けてくれた結果」と、メンバーの頑張りをたたえている。

ホープス団体メンバーでの打ち込み。「ラリーが楽しい」と練習で高め合う

 二つの県予選の結果は次の通り。

 ◇全日本卓球選手権大会ホープス・カブ・バンビの部県予選(8日、新発田市カルチャーセンター)※上越勢の上位結果

 ▽ホープス男子 (4)長谷川弦汰(上越CLASSICS)

 ▽カブ男子 (8)田中俊輔(上越CLASSICS)

 ▽バンビ男子 (3)山岸龍馬(上越CLASSICS)

 ▽ホープス女子 (6)樋口奏(糸魚川ジュニア)(8)米山柚稀(上越CLASSICS)

 ▽カブ女子 (6)青山依央(妙高新井JTC)(8)川上綾音(上越CLASSICS)

 ▽バンビ女子 (7)米山彩由稀(上越CLASSICS)

 ◇全国ホープス卓球大会県予選(8日、同)※上越勢の上位結果

 ▽男子団体 (4)上越CLASSICS・A

 ▽女子団体 (6)上越CLASSICS

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