Helsinki Lambda Club、7月13日にミニアルバム『Hello, my darkness』リリース決定! ミニアルバム収録曲「Khaosan」を配信シングルとして本日リリース!

4月27日に配信シングル「真っ暗なドーナッツ」をリリースし、海外のプレイリストにも取り上げられたりと好調な中、Helsinki Lambda Clubの6曲入りのミニアルバム『Hello, my darkness』が7月13日(水)にリリースすることが決定した。 そして、そのミニアルバムに収録する楽曲から「Khaosan」を配信シングルとして本日5月25日(水)にリリース。

▲「Khaosan」のジャケット画像

「Khaosan」は橋本薫(Vo, Gt)が何度も旅に出るくらい思い入れの深い(橋本のInstagramにてタイでの旅行記をアップしており、書籍化してほしいという声も多数寄せられている)、タイの“カオサンロード”をモチーフに制作しており、光も闇も不条理も、全部受け入れて生きていきたいという気持ちを、性急なビートとマッドな音に乗せて歌った楽曲。 また、ジャケットは「真っ暗なドーナッツ」に引き続き、イギリスのイラストレーター Rovert Daviesに描き下ろしてもらったもの。 7月13日(水)にリリースするミニアルバム『Hello, my darkness』は、ポストパンク、ヒップホップ、ファンク、サイケなど、あらゆるジャンルの要素を詰め込んだ楽曲を収録した、“夢と現実の交錯”をコンセプトとした作品。 “夢から現実へ変わっていく時間”を描いた、本作のミニアルバム『Hello, my darkness』を象徴とするM1「I'm as real as donut」からはじまり、今回シングルとしてリリースするM2「Khaosan」、性愛にまつわる駆け引きを歌ったM3「真っ暗なドーナッツ」、橋本薫(Vo, Gt)が世の中をありのままに見つめたM4「Village Satomi」、日本とアメリカをルーツに持ち、多文化なスタイルを取り入れ高いスキルで日本語と英語を組み合わせたラップを魅せるWez Atlasを客演に迎えた、“会いたい人に会いに行きたい”ということがテーマのM5「Mystery Train(feat. Wez Atlas)」、そして最後に“現実から夢へと戻っていく”ドリーミーなM6「夢で逢えたら」で締めくくる、全6曲入り。 マスタリングはLana Del Rey、Public Access TV、Porridge Radio などを手掛けた Felix Davis(Metropolis Mastering, London)が担当した。

▲「Mystery Train」に参加しているWez Atlas

ミニアルバム『Hello, my darkness』はCDと配信でリリース。CDはグッズ付き限定盤の販売も予定しているという(詳細は後日発表)。

橋本薫(Vo/Gt)コメント

太陽はまぶしい。太陽は天の恵み。太陽に憧れる。でもその眩しさゆえにずっと見つめることはできない。暗闇はどうか。ずっと見ていられる。よく考えたら暗闇と過ごす時間っていうのは意外と長い。それならもう少し暗闇と仲良くなろうよっていうアルバム。

このアルバムは夢が覚めて現実を過ごしまた夢に戻っていくというような構成になっている。夢に“戻る”というのがミソ。本来自分が属している側が夢にあるのかもしれない。つまり現実が夢で夢が現実みたいな感じ。こんな最低なことばっかりが起こっている世界が現実なんてありえない。夢じゃないとこんな筋書き思いつかない。そんなカオスが魅力でもあるっちゃあるけど、それにしても悪趣味過ぎる現実。

そんな夢と現実を行ったり来たりするような感覚を、シンプルなのに多彩な音で表現。ポストパンクにヒップホップ、ファンクにサイケごちゃ混ぜで見せるポップな暗闇。

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