「栃木あるある」トラックで 栃木県の良さを全国に運びます

トラックの後部扉に張り付けている本県のPRステッカー=大田原市

 運送業のイージーライン(栃木県大田原市下石上、大島貴弘(おおしまたかひろ)社長)は24日までに、栃木県内の観光地や名品などをPRする大型ステッカーを、運行するトラックの後部扉に張り付け、県の魅力を全国に発信する取り組みを始めた。

 同社は43台のトラックを全国で運行している。民間の魅力度ランキングで近年、本県が低迷していることから、本県の魅力をより多くの人に知ってもらおうと自主的にPRを始めた。

 ステッカーは全33種類。1枚の大きさは長さ2メートル、幅70センチ。カンパニーカラーのピンクをベースに「日光だってとちぎだんべ!」「大田原市名物極太うどん知ってっけ?」などと写真と栃木弁で紹介している。日本地図を描き本県の場所を図示しているほか県章なども盛り込んだ。栃木弁は方言作家で「大田原ふるさと大使」の嶋均三(しまきんぞう)さんが監修したという。

 ステッカーにあるQRコードを読み込むと、各ステッカーの内容を詳しく紹介する同社のホームページにアクセスできる。

 大島社長は「県民だけが理解できる『あるある』をステッカーにして勝手に栃木をPRしている。全国に栃木の良さを広めていきたい」と話した。

トラック後部扉に張り付けている本県のPRステッカー=大田原市

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