とちぎ国体開会式にU字工事、石川恋さんら 栃木県が出演者発表

とちぎ未来大使に任命された石川恋さん=2021年10月、県庁

 栃木県は12日、10月1日に開幕する「いちご一会とちぎ国体・とちぎ大会」の総合開会式に、漫才コンビのU字工事やお笑いトリオ「森三中」の大島美幸(おおしまみゆき)さん、女優でモデルの石川恋(いしかわれん)さんら本県出身の著名人が出演すると発表した。式典演技ではエレクトーン奏者倉澤大樹(くらさわだいじゅ)さんが作曲した音楽に合わせ、小学生から一般までの県民約1350人が演技を披露する。

 国体の総合開会式は10月1日、閉会式は11日に実施する。全国障害者スポーツ大会「とちぎ大会」の開会式は29日、閉会式は31日。U字工事は両大会とも出演し、フィールドアナウンサーを務める。大島さんは国体の総合開会式に出演し、会場を盛り上げる。

 式典演技は自然や歴史・文化などをテーマに、振付師でミュージカル俳優の本間憲一(ほんまけんいち)さんと、本県出身のプロダンサー生沼幹夫(おいぬまみきお)さんが振り付けを担う。ナビゲーターとして石川さんが登場する。

 県は新型コロナウイルス対策として、会場のカンセキスタジアムとちぎ(宇都宮市)の収容定員の半数程度となる約1万3千人規模での開催を想定し、今月中に一般観覧者を募集する予定。県の担当者は「多くの県民に参加してもらい、選手団へ心のこもったおもてなしをするとともに、本県の魅力を全国に発信したい」としている。

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