キリンビール、一番搾りや缶酎ハイなど値上げ 10月1日納品分から 2022年5月25日発表

キリンビールの「一番搾り」

 キリンビール(本社東京都)は5月25日、「キリン一番搾り生ビール」などのビール類や缶酎ハイ、輸入洋酒、ノンアルコール飲料を10月1日納品分から値上げすると発表した。

 同社は「原油価格の高騰に加え、昨今の国際情勢の混乱なども影響し、大麦・コーン・アルコールなどの原材料価格をはじめ、アルミ・段ボールなどの資材価格、製造にかかるエネルギー価格や物流費などあらゆるコストが上昇している」と現状を説明。「今後もこの状況は継続するものと想定しており、企業努力だけで各種コストの上昇分を吸収することは困難」と理解を求めている。

主な対象商品

ビール類:キリン一番搾り生ビール、淡麗グリーンラベル、本麒麟など RTD(缶酎ハイなど):氷結など その他の樽詰商品:樽詰サワーなど ノンアルコール飲料:キリン零ICHI、キリングリーンズフリーなど 輸入洋酒:ジョニーウォーカー ブラックラベル12年、スミノフなど

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