トム・クルーズ、崖からバイクごと決死のダイブ 「ミッション・インポッシブル」最新作 特報

トム・クルーズ主演の「ミッション:インポッシブル」シリーズの第7弾となる最新作「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」が、2023年に日本公開されることが決まり、特報映像が公開された。

タイトルにある「デッドレコニング」とは「推測航法」を意味する。航行した経路や進んだ距離、起点、偏流などから過去や現在の位置を推定し、その位置情報をもとにして行う航法のことで、本作はイーサン・ハント(トム・クルーズ)のこれまでの軌跡をたどる集大成の物語となることを示している。今回は、アブダビ、ベネツィア、ローマ、ノルウェーなどでミッションに挑む。

公開された特報映像は、かつてIMFの監督官だったユージンがイーサンに、「君の”大義”のための戦いは 終わりだ」と告げるところから始まる。そして、さまざまな国でのミッションに挑むメンバーたちの姿や列車での戦闘シーン、ローマ市街地でのカーチェイスなどのアクションシーンが展開され、最後にはバイクで超特大ジャンプをしたイーサンが、崖から真っ逆さまに落下する姿が収められている。

バイクの大ジャンプのロケ地は、ノルウェー・ヴェストラン地方の最北部にあるムーレ・オ・ロムスダールにある山の断崖絶壁。これまでのシリーズでも数々のアクションに挑んできたトム・クルーズは、このシーンにも自ら挑戦している。1万3000回ものバイクジャンプを行い、1年以上にもわたるトレーニングを積んだというトムは、このシーンについて「俳優人生で最も危険なスタントを行った」と語っている。

イーサン・ハントを演じるトム・クルーズのほか、ベンジー・ダン役のサイモン・ペッグ、イルサ・ファウスト役のレベッカ・ファーガソン、ルーサー・スティッケル役のヴィング・レイムスなどおなじみのメンバーが再集結。シリーズ前作から参加のホワイト・ウィドウ役のヴァネッサ・カービーや、シリーズ1作目以来の登場となるユージーン・キットリッジ役のヘンリー・ツェーニーも登場する。さらに、ヘイリー・アトウェル、ポム・クレメンティエフ、イーサイ・モラレスも出演。監督はシリーズ前作に引き続き、クリストファー・マッカリーが務める。

【作品情報】
ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE
2023年全国公開
配給:東和ピクチャーズ
©2022 PARAMOUNT PICTURES.

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