串間RCがウミガメ産卵地を清掃 長浜海岸

 串間ロータリークラブ(RC、中島一郎会長)の会員ら11人は22日、串間市高松の長浜海岸でボランティア清掃を行った=写真。
 県天然記念物アカウミガメの産卵地をきれいにしようと1992年から実施。例年は同市の福島高生にも参加を呼びかけるが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、昨年、一昨年に続き見送った。
 会員たちは約1時間半かけて流木や竹など、小型トラック5台分相当のごみを拾い集めた。参加した名誉会員の吉田美代治さん(94)は「台風の影響がなく、プラスチックごみなどの漂着は少なかった。近年はウミガメの上陸が少なくなっているので、きれいになった海岸に戻ってきてほしい」と話していた。

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