夏のボーナス33万3910円 平均支給額3年ぶり増 あしぎん総研予測調査

夏季ボーナスの正社員1人当たり平均支給額の推移

 あしぎん総合研究所は26日までに、2022年度の夏季ボーナス支給予測調査結果を発表した。正社員1人当たりの平均支給額は前年度比1.4%増の33万3910円で、新型コロナウイルス禍前の19年度(34万9881円)より4.6%減ったが、同年度以来3年ぶりに増加する見込み。一方、支給額は業種間で差が出ており、あしぎん総研は「コロナ禍と比べると企業の業績は回復しているが、原油価格の高騰などによる影響もみられる」としている。

 調査は4月、足利銀行の営業地域の栃木、群馬、茨城、埼玉県などの1605社を対象に郵送で実施。県内企業の449社を含め計802社から回答を得た。回答率は50.0%。

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