左膝の手術で年内休養のイブラヒモビッチ「この半年、靭帯がない状態だった」

 ACミランのズラタン・イブラヒモビッチは、半年の間は膝に痛みを抱えながらプレーしていたと明かした。

イブラヒモビッチが左膝の手術を敢行…全治約8ヶ月で復帰は来年に

 40歳イブラヒモビッチは2020年1月に「ロッソネリが再びチャンピオンになる」と宣言し、その2年後に11年ぶりスクデット獲得を達成。ミラノの街角で盛大に優勝セレモニーを行ったイブラヒモビッチだが、以前から負っていた前十字靭帯損傷のダメージと不安定さを修復するため手術を決断する。7〜8ヶ月の離脱となり2020年の出場が絶望的となる中、イブラヒモビッチはここ半年は苦痛に苛まれながらプレーしていたと語った。

「ここ6ヶ月は左膝にACLがない状態でプレーしていた、6ヶ月間は膝が腫れていたし、チームと練習できたのは10回だけ。6ヶ月の間に20回以上の注射をした。6ヶ月は週に一度膝の水を抜いた。6ヶ月の間毎日のように痛み止めを飲んだ。6ヶ月の間痛みでほとんど眠れなかったんだ。ピッチの中でも外でも、これほど苦しんだ事はない。痛みのことはなるべく秘密にして、約束を守ろうとした。今日俺は、ACLともう一つのトロフィーを手に入れたんだ」。

イブラヒモビッチが痛みを抱えていた苦悩を語る Photo Jonathan Moscrop

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