元レアルのカシージャス、CL決勝に臨む古巣に注意喚起「負ければこれまでの逆転劇も…」

 元レアル・マドリードのイケル・カシージャス氏は、UEFAチャンピオンズリーグ決勝で勝たなければこれまでの逆転劇は水の泡になると注意喚起した。

レアルがまたも大逆転劇!後半終了間際ロドリゴ2発&延長ベンゼマ弾で4季ぶりCL決勝へ

 今シーズンのCLでレアルは波瀾万丈な試合を展開してきており、ラウンド16でのパリ・サンジェルマン戦では1stレグを落とすものの、カリム・ベンゼマのハットトリックで逆転勝利。準々決勝ではチェルシーと延長戦に及ぶ死闘の末ベンゼマ弾で次ラウンドに進むと、準決勝ではマンチェスター・シティに90分から3ゴールを叩き出し、2戦合計6-5で決勝進出を果たした。決勝トーナメントでスリリングな逆転劇を繰り返してきたレアルだが、カシージャス氏は優勝トロフィーがキャビネットに入らなければ全てが忘れ去られてしまうと語っている。

「レアルとリバプールは現時点で最高の2チームであり、決勝戦に相応しい。それぞれの選手とそのスタイルで、ミスを犯すことは出来ない。そしてミスを少なくし、実践的で知的であることが重要だと思う。もしレアルがカップを掲げることが出来なければ、PSGやチェルシー、そしてマンCで何が起こったか誰も思い出さないだろう。最後まで賞を得なければならない」。

カシージャスがレアルに注意喚起 Photo Visionhaus

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