<新型コロナ>大学などで新クラスター 埼玉で新たに1054人感染 40~90代の男女5人が死亡

埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは27日、新型コロナウイルスの感染者を新たに1054人確認したと発表した。県によると、40~90代の男女5人が死亡した。感染者の内訳は県発表が686人、さいたま市170人、川口市95人、川越市28人、越谷市75人。

 これまでに確認された感染者は54万7086人(チャーター便帰国含む)、死者は1586人(27日午後7時現在)。

 26日夜時点の重症者は2人、感染者の入院は354人、ホテル療養368人、自宅療養7620人。退院・療養終了は53万4866人。

 県管轄で詳細が判明した感染者は前日午後分を含め未就学児~90代の男女862人、うちみなし陽性は17人。クラスター(感染者集団)関連では、これまでに感染が確認されていた3施設に加え、新たに大学と高齢者施設の2施設でそれぞれ5、10人が感染した。会食で感染が疑われるのは10、50代の男性2人。ワクチンを3回接種していた10~90代の男女158人、2回接種していた未就学児~90代の226人が感染した。

 県教育局によると、県立学校2校で学級閉鎖が2件あり、児童生徒6人が感染した。

 さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満~90代の男女170人。

 川口市によると、新たな感染の確認は未就学児~80代の男女95人。学級閉鎖は4小学校で4学級、1中学校で1学級。

 川越市によると、未就学児を含む10歳未満~40代の男女28人が感染。

 越谷市によると、感染が判明したのは10歳未満~80代の男女75人。

© 株式会社埼玉新聞社