日向市 小中校の電気料倍増 本年度 新電力撤退で割高に

 日向市は27日、市内の小中学校などに電力を供給していた新電力会社が4月末に事業を撤退した影響で、本年度の電気料金が当初予算の2倍となる最大7170万円まで膨らむ可能性があることを明らかにした。新たな事業者と契約を結ぶまでは大手電力会社が供給し、通常よりも割高な電気料金に設定されている「最終保障供給制度」を利用することになるため、市は新たに契約する電力事業者の選定を急いでいる。

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