“コント職人”吉住、水川かたまり、岩崎う大の脚本で3話連動型オムニバスドラマを制作

フジテレビ系では6月22~24日に、吉住、水川かたまり(空気階段)、岩崎う大(かもめんたる)が脚本を書き下ろす、3話連動型のオムニバスドラマ「脚本芸人」(午後11:00)を放送する。

ドラマは、コントネタに定評があり文才あふれる“コント職人”の3人が脚本を1話ずつ担当。テレビ局の各部署で巻き起こるさまざまな出来事を、第1話から2話、2話から3話へと連動する物語が繰り広げられる。

第1夜を担当するのは吉住。テレビ局のエントランスで起こる女優と警備員の愛らしいやりとりをコミカルに描く。続く第2夜は水川で、映像編集室を舞台に、ベテラン編集マンと若手ディレクターの小気味いいテンポの攻防を繰り広げていく。そして、ラストの第3夜を岩崎が手掛ける。テレビ視聴者からの意見やクレームに対応する部署「視聴者センター」に関するストーリーで、とんでも&ホラーすれすれの展開となる。

監督を務めるのは“チェリまほ”の愛称で親しまれた人気ドラマ「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」や、切ない人間模様を描いた「うきわ -友達以上、不倫未満-(ともにテレビ東京ほか)で演出を担当した風間太樹氏。3人の個性豊かな脚本をまとめ上げていく。

吉住は「もともとドラマ脚本のお仕事には興味があったんです。そういう仕事が来た時のためと言ったらおこがましいのですが、前回の単独ライブでも長尺のネタを考えて、長い作品も書けるようにしておいた方がいいかなと思っていた中でお声がけしていただけたので『ぜひやります!』という気持ちでした」と喜ぶ。

水川と岩崎に関しては、「一緒に脚本を書く方がう大さんとかたまりさんということだったので…ここの中に私も入れてもらえるんだ、という喜びが大きかったですね。作品自体は1夜から2夜、3夜となるにつれて芸人らしい濃さがどんどん出てくると思うので、3夜通して見ていただけたらうれしいです」とアピールしている。

水川は「ほかに一緒に手掛けるのが、う大さんと吉住さんというお二人だったので、うれしいのと同時に緊張もしていました。目の前にいるので恥ずかしいですが…芸人の先輩の中でう大さんのことをめちゃくちゃ尊敬しているので、緊張感を持って台本を作れましたね。放送は梅雨の時期ど真ん中なので…見て笑って梅雨を吹き飛ばしていただきたいです!」とコメント。

岩崎は「芸人が脚本を務めるドラマ作品があったら絶対に参加したかったので、すごくうれしかったです。今までこういう企画はなかなかなかったのですが、『脚本芸人』が新しいスタンダードになる可能性も大いにあるので、刮目(かつもく)せよ!!と言いたいです」と意気込んでいる。

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