放火で逮捕の男に懲役3年6カ月の実刑判決

 日田市の焼き肉店に火をつけ全焼させたなどの罪に問われていた男に、懲役3年6カ月の実刑判決が言い渡されました。
 
 児玉泰輔被告は去年5月、日田市隈の飲食店の幕にライターで放火した罪と、去年10月、日田市内の焼き肉店を全焼させた罪に問われていました。被告は起訴内容を認めていて、争点は量刑でした。
 30日の判決で岩田光生裁判長は、「ストレス発散による犯行であることは明らかだ」とした上で、「危険で悪質であり、近隣住民に不安を与えたことは軽視できない」として懲役3年6カ月の実刑判決を言い渡しました。
 弁護側は控訴しない方針です。

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