横浜DeNAの今永昇太投手(28)が31日のオリックス戦(横浜)で今季4度目の先発登板に臨む。ここまで全てカード初戦を託されているエースは「カード頭は好投手と当たることが多い。投げ負けない投球をしたい」と意気込んだ。
登板前日の30日は、横須賀市の2軍施設「DOCK」で投手陣の指名練習に参加。「土日に負けてしまったけど週も切り替わった。また流れをつくっていきたい」と力を込めた。
対するオリックスはパ・リーグワースト2位の打率2割2分3厘。交流戦もここまで2勝4敗で11位に沈むが、「全員が仕事をしてくる。ファウルで粘られて球数を使うかもしれない」と警戒を怠らない。
チームは2連敗中だが、今永は直近2試合の先発登板でいずれも連敗を止めている。「打たれていい打者といけない打者をしっかり見定め、自分と相手の調子を見極めて勝負するところを決めていく。そこに尽きる」。自身の投球スタイルを貫き、勢いづける構えだ。